当院は、大学病院も含めた中での統計で、
リティンパによる鼓膜再生術の実績が関東圏で最も多くなっています。
・鼓膜に加わる侵襲は鼓膜穿孔の周辺のみであり、低侵襲な術式です。
・局所麻酔は歯科で抜歯の際に行うような注射による局所麻酔注入ではなく、
麻酔液をひたした綿花を鼓膜表面に30分置いて浸透させるだけで、
ほぼ痛みなく手術を受けることが可能です。
・もちろん日帰り手術です。入院の必要はありません。
リティンパは鼓膜を再生する新しい治療法です。
名前の由来は:リ(re:再生・元に戻す) +ティンパ(tympanum:鼓膜)をくっつけて、
この治療法を開発した金丸 眞一先生が命名したニックネームです。
2019年12月より保険医療として認められています。
リティンパのお部屋では、成功例だけでなく
当院で行なったすべての再生術を公開していきます。
再生術は2023年7月27日現在: | 85例 |
現在公開例: | 72例 |
医療行為はすべて保険点数で厚生労働省が決めていますが、これまでの治療法である鼓膜再術・鼓室形成術と比較すると、リティンパによる鼓膜再生術は費用負担が大幅に軽減されています。
鼓膜形成術: | 18,100点〜3割負担で54,300円 |
鼓室形成術: | 34,660点〜3割負担で103,980円 |
に対して、 | |
鼓膜再生術: | 1,900点〜3割負担で5,700円 |
ただし、鼓膜再生術は決して簡単な手術というわけではありません。厚生労働省が保険点数を決めたとき、鼓膜再生術は鼓膜の小さな穿孔を閉じることに限定した術式と想定していたのだと思います。
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